野の遺賢
かねてお会いしたかった先輩の家を訪ねた。
銘酒と見事な和のコースと充実した話を堪能して、2時間ほどのこころ積りが、気がついたら4時間も居続けで、恐縮した。しかも料理はすべて夫人の手作り、結局その日は夕食を抜いてちょうどよかった。
先輩はすでに75歳だが、生涯の大部分を証券会社で過ごした。仲間は激務のせいだろう、半分以上は亡くなっているいるそうだ。彼は晩年を読書にすごしているが、これが本格的で何冊かを並行して読んでいるが、今は資本論を80%読見終えたとのことで、「高名なエコノミストでも実際に資本論を読んだ人は意外に少ない」と断言していた。
中西輝政氏を評価し、小沢一郎批判では意気投合、彼の視野の広さ、読書の原典主義など、こんな田舎にもすごい人がいたのかと感銘を受けた。
これから読むべき本を推薦してもらう約束をとりつけて帰宅。
老年にいたって友人を得る楽しみを発見した。
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