大会挨拶
第二回静岡県中学高校中国語スピーチコンテスト挨拶
2008年は北京オリンピックでは、その準備運営からメダルラッシュまで中国勃興を感じさせるものがあった。しかし、その後の有害食品事件の頻発でイメージを落とし、結局、良くも悪くも大きな存在であるという月並みな評価になりつつある。
しかし、最も近い有力な隣人として我々日本人はこれからも中国との関係を深めてゆくしかない。
これだけ存在感を高めている中国の言葉の学習については、教育界はまだまだ現実の追いついていない。現実とは、民間企業の中国進出をはじめ、官界も自治体も教育界も中国との接触が増えているにもかかわらず、中国語ができる人材がいなくて困っている実態のことである。
私が身近に接触したり、関係を持っている企業なども、中国へ出たのは良いが仕事が分かって日中両国語ができる人材がない為に大変な苦労をしている。中国語のできる人材を渇望しているのである。
これには、事情があって、語学ができる人は結構多いのだが、仕事が分からないので、少し専門的な内容になると通訳も翻訳もできない。専門用語などはいちいち説明してからでないと訳せないありさまで、本当に困っている。一方自社の社員は勿論仕事は分かっているが中国語はできない。結局出張するにも社員1名に通訳1名という経費をかけている。
これからは、諸君が中国語をしっかりと身に付けた上で社会へ出て、そこで専門的な仕事を覚えてから中国語を生かして行くことが大切である。
そういう人材は千人に1人、万人に1人であるから、諸君の将来の活躍の場は広がっているのである。
若いうちからどうかしっかりと勉強して、有能な人材に育って行くことを念じます。
鎌倉フェローシップ
理事長 鎌倉国年
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