17番
去る16日、太平洋クラブ御殿場の試合を見に行ってきた。
最終日の最後の組は、トップの今野-17、2位の片山-15の2打差でついに残り2ホールとなって、17番220ヤード打ち下ろし、パー3にまで来た。この頃には雨の模様も案じられ、加えて名物の霧が湧きだしていた。視界は良くない。
私は17番グリーン横で合羽に身をくるんで座っていた。石川遼の組までに一体何人がワンオンできたか記憶にないが、ほとんどのプロが外していた。それでも2オン1パットで切り抜けるのだからさすがにトッププロは大したものだった。
霧の向こうからボールが飛んできて、ポタンと落ちた。今野のボールは私から見て向こう側のラフ、片山のは手前3Mのラフに落ちた。今野も片山も2m以内に乗せたらしい。(グリーンを見上げるのでカップとの距離が分からない)
これを片山は入れ、今野が外した。痛恨のボギーである。その時の今野の体から立ちのぼる気は萎えて怯えているように感じた。
一緒にいた友人が「これは大番狂わせかも」と言った。
果たして、最後の18番では今野は大きくミスショットして右に外したらしい。片山はバンカーに打ち込んで、ともに失敗に近かった。2打目は両者とも挽回したが、勢いの違いだろう、今野はパターで崩れ、片山は見事に入れた。同点となってプレーオフ、こうなると追われる今野は弱い。すでに17番で委縮していた心を抱いたままあっけなく負けた。
勝負は17番だった。
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