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2009年2月22日 (日)

いじめ

 このところ麻生総理に対するバッシングは激しさを増し、ご本人は既に疲労困憊で体がもたなくなっているように見受けられる。また当然のことながら、麻生内閣そのものが持たない状況に追い込まれて、またも使い捨ての運命にさらされている。大方の賛同と期待を背景に組閣したのは、いったい何か月前だったのだろうか?

 麻生首相の手腕に満足しているわけではないが、こうまでよってたかって批判を浴びせ足を引っ張る風潮はいかがなものかとおもう。小泉以後の内閣がたどった経過をみると、当事者でしか知りえないスキャンダルを暴かれて失脚したり、世論の袋叩きにあったりしているが、どうもこれは官僚とマスコミの阿吽の呼吸での仕業ではないかと思えてならない。

 ひらたく言えば、ほとんどいじめに近い感じである。

 しかもこのいじめの巧さでは小沢一郎が最高、実にえげつない手を使っている。「政治家の品格」とは対極にある言動は困ったものである。小泉元首相も誇るべき成果を上げたのかどうかは、まことに疑わしい。はっきりしていることは不誠実な人間ということである。また選挙で見せた「刺客」の手法は後世に禍根を残したのであるが、今はほとんどの人が問題にしていない。劇場は面白ければよいのかと思う。

 軽量級のボクサーをリングに上げてはいじめ倒す日本人は、ひょっとして陰湿な嫉妬を抱えた民族なのだろうか?

 いずれにしても、いじめに使うようなエネルギーや知恵は、この大不況克服にこそ向けるべきだ。

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2009年2月13日 (金)

ヴェトナムコーヒー

ヴェトナムコーヒー

 私はコーヒーをほとんど飲まない。

ある時、家にあるインスタントコーヒーの瓶を開けたら粉が湿気で固まっていたことがあったくらいだ。だが、そうは言ってもたまには旨いのが飲みたくて喫茶店へ入ることもある。

 先日、歩いていて珍しい構えの店があったので、入るとヴェトナムコーヒーというメニューがあった。どんなものか試してみようと注文した。味は旨くもまずくもなかったが、付き出しに硬焼きのパン(花札位の大きさと厚さ)が2枚きた。コーヒーカップの脇にクッキーを添える店もよくあるので、そんなサービスと思ったら、何とこれが別料金で315円取られた。その店のメニューはコーヒー550円としか書いてなかったが、セットになっていて、どんな飲み物を注文してもこの「花札」がつくのだというが、メニューのどこにも載っていなかった。「花札」の原価を暗算して見るとせいぜい15円程度と思われた。

 金額は小さいので、これで家計が揺らぐようなものではないが、気持は波立った。注文していないものを押しつけて有無を言わせないやり方は、いただけない。瀟洒な店で小奇麗な女性がカップを運んでくれたから、サービス費も入っていたかもしれないが、損した気分になって二度と行くまいと思った。

 販売利益を手っとり早く取ろうとするなら、こうのような方法もあるだろうが、この店は逆に将来の見込み客を失っているに違いない。目先の利益を大きくしようとして、反対に、繰り返し来店するかもしれない客を遠ざけているのである。こういうのを「近慾をかく」と言って昔の人は戒めたものである。慾にも遠い慾があるという。将来いずれは利益になると思ってゆったり静かに種を蒔いておくのが遠い慾で、まだ実が熟さないうちに齧って、酸っぱい思いや苦みに顔をしかめるのが近慾である。

 わが社の利益が大き過ぎれば相手は損をする。反対に小さ過ぎればわが社が成り立たない。売りも買いも双方にまっとうな利益をもたらすのが、長続きする商売である。

 「売ってよし、買ってよし、世間よし」という三方善しという信条で近江商人は成功した。三井、伊藤忠、ヤンマーを始め有名な会社が今でも繁栄しているDNAの秘密が、長期反復取引である。

 一度でこりごりという取引は、結局青い実を齧るようなものだ。

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2009年2月 6日 (金)

言葉の劣化

またまた野宗氏のブログを転載

アメリカ合衆国44代大統領オバマ氏の就任式が、1月20日、200万人が見守る
中で盛大に且つ厳粛に行われましたが、その同じ1月20日にわが国では見事な
までの田舎芝居が参議院予算委員会でおこなわれていました。TVや新聞や雑誌や
ネットで何回も報じられましたが、これがいかに異様で恥ずかしいことであるかを
国民がどれだけ認識しているのか、いささか疑問に思っています。

  首相に漢字テスト=石井氏がプレッシャー-参院予算委

  「これはあなたの文章にある漢字だ」。民主党の石井一副代表は20日の
  参院予算委員会で、麻生太郎首相が昨年10月の月刊誌に寄せた手記に
  出てくる12の漢字・熟語を列挙したパネルを示し、「あなたの漢字力からして、
  誰かが書いたと思わざるを得ない」と迫った。
                        (2009/1/20 時事通信一部抜粋)

 石井氏はTVの向こうにみえる有権者(選挙民)への受けを狙い、ボード(パネル)
をTVカメラに向け、次の問題を出したのです。
       (問題)      (解答)
    ① 就中         なかんずく
    ② 唯々諾々      いいだくだく
    ③ 揶揄         やゆ
    ④ 畢竟         ひっきょう
    ⑤ 叱咤激励       しったげきれい
    ⑥ 中興の祖      ちゅうこう(の)そ
    ⑦ 窶し          やつ(し)
    ⑧ 朝令暮改      ちょうれいぼかい
    ⑨ 愚弄         ぐろう
    ⑩ 合従連衡      がっしょうれんこう
    ⑪ 乾坤一擲      けんこんいってき
    ⑫ 面目躍如      めんもくやくじょ

 世界各国がアメリカ大統領の就任式での演説、そのなかの基本政策に固唾を
飲んでみている時、わが国では、何と、かりそめにも予算委員会と言う、日本国の
予算を考える場で、最大野党の副代表が、いやしくも内閣総理大臣に“漢字のテスト”
を主要な質問としていたのです。

 情けなや! どうなっているのか。本来この予算委員会では、揚げ足を取る質問
ではなく、本質的な予算の審議をおこない、首相の政策にきびしく議論を挑むのが
本筋というものではないのでしょうか。時間の浪費、税金の無駄遣い、的外れ、無
能力、非政治家、本来は選良として動かねばならないにもかかわらず、これでは、
まさしく選悪であり、存在しない方が国民のためになると思います。

 さらに、政治家にはスピーチライターがいるのは当然のことであり、誰が書いたか
ということより、何を述べているのかが重要なことであり、石井氏の質問は、全く的を
得ていません。

 また、麻生首相にしても、こんなくだらぬテストにはまともに応対せず、質問自体を
撥ね付ける強さを発揮してほしいものです。さらに、マスコミも面白おかしく取り上げ
“政治ごっこ”に輪をかけている観がありますが、本来は、そんな状況にストップを
かけるのが役目ではないでしょうか。このマスコミ業界も劣化につぐ劣化状態を露呈
していると言っても過言ではありません。

  「100年に一度の危機だ…」

 麻生首相を筆頭にして、政治家もマスコミも文化人も、今は100年に一度の不況
であり、100年に一度の危機であるという言い方をしていますが、はたしてそうなの
でしょうか。

 わが国の歴史を振り返りますと、100年少し前に、日清戦争(1894)・日露戦争
(1904)があり、過去100年間には次のようなことがありました。
    1914(大正 3)年    第1次世界大戦
    1939(昭和14)年    第2次世界大戦
    1945(昭和20)年    原爆投下(広島・長崎) 

 今、100年に一度と言う人は、今回の危機を、国運を賭けた大東亜戦争(第2次
世界大戦)や憎むべき原爆に匹敵するほどのことと認識した上で発言しているので
しょうか。もしもそうであるならば、彼らの発言に、歴史認識に立った重厚さ、身体
から滲み出す誠実さ、事態への緊迫感、国民・市民への厳しい責任感、これらを総合
した深刻な時代認識が、ひしひしと伝わってくるはずですが、わたしにはどうしても
そのようには感じられません。空疎な言葉を弄ぶことは避けなければならないのでは
ないでしょうか。

 ● 「麻生総理は、徳川慶喜と同じ最後の将軍だ…」

 自由民主党政権が風前の灯火となっており、自民党政権を江戸幕府に見立て、
麻生総理を徳川慶喜になぞらえたりしていますが、とんでもありません。江戸幕府
や徳川慶喜にまことに失礼にあたるばかりか、歴史に無知蒙昧であることを示して
います。江戸幕府も徳川慶喜も、日本という国の根本、国柄をきっちり認識していた
存在であり、国の根本や国柄の認識に欠ける自民党や麻生総理と比較するのは
おこがましいにも程があります。これも、言葉があまりにも軽いのではないでしょうか。

  『綸言汗の如し…』

 「綸言汗のごとし」という重い格言があります。天子の言葉は、体から流れた汗が、
再び体内に戻らないのと同じように、一度口からでた言葉は取り消すことはできない
という意味です。

 重い立場の人の言葉、たとえば総理大臣などの言葉は、重大なる決意と言えば、
内閣総辞職、衆議院解散を意味し、一度口から漏れてしまえば、もう止めることは
できません。それが総理大臣の意図したことか、そうでないかは別にして、一度口
から発せられたならば、一瀉千里に事態が展開してゆくことは、たびたび経験した
ことであり、これは厳然たる歴史の事実と言えます。

  最近は、政治家、大企業の社長、高級官僚、ジャーナリストなどはもとより、総理
大臣といえども、大層口が軽く、その発言に重みがなく世間を徒に掻き乱している
傾向があります。連日の新聞やテレビで報道される事件を見ればよくわかりますが、
国のリーダーとしての言葉、藩屏らしい志ある言葉を、真摯に、丁重に、豊かな語彙
で語る
場面が少ないように思えてなりません。


 今、わが国が混迷の真っ只中にある時、各界のリーダー、特に政治家に求め
たいのは、軽い言動しかできない人には退場していただき、重厚で行動力ある人、
「綸言汗の如し」を体現できる人達に重責を担っていただきたいということです。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか

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2009年2月 2日 (月)

見識というもの

たびたび転載

「対馬」が危ない!…今、政治家の覚悟を問う 

 152回目のブログです。

 いよいよアメリカの新大統領が就任しました。今、アメリカは歴史上、かってない
苦境に立たされており、今後ともアメリカ一極主義で行けるのか、あるいは多極主義
をとるのか、予断を許さないと思います。

 とはいうものの、いざというときのアメリカの底力は侮れないものがあり、わが国の、
浮ついたリベラル左翼である、マスメディアや知識人がアメリカ合衆国を冷笑したり、
民主党に親しみを感じたり、反米・非米を唱えたりしていますが、それは、国際政治
と歴史に無知な浅はかな人間のやることでしょう。

 翻って、わが国は、国内政局でカオス(混沌)状態…こんな上品な言葉ではもったい
なく、せいぜい「混乱」というべきでしょうか…にありますが、今、わが国境がとんでも
ない状況に陥りつつあることを認識しなければなりません。

 わが国の政治家や国民が、100%国内政局にばかりに目を奪われている間に、
周辺国家(中国、北朝鮮、韓国)が、領土拡張と利権略奪のために、虎視眈々と牙
を剥いてきているのです。テレビや新聞でほとんど報道されないニュースに注目しな
ければ真実をみることはできません。

  韓国領土決議案 国会小委に付託

  韓国国会の外交通商統一委員会が、対馬を韓国領とするための「対馬の
  大韓民国領土確認及び返還要求決議案」
を同委小委員会に付託していた
  ことが14日、分かった。外務省が「日本の領土を守るため行動する議員
  連盟」総会で明らかにした。
  同決議案は昨年7月、韓国国会の与野党議員50人が提出、翌8月に同
  委員会に付託されていた。同省によると、決議案が小委員会に付託された
  のは昨年12月10日。  
                   (2009/1/15 Yahoo!ニュース産経抜粋)

 驚きですね!韓国は現在その経済が青息吐息であり、わが国に救いの手を求め
ており、親韓派の麻生総理はそれに応えようとする姿勢を示しているその最中に、
このような行動に平気で出られるという神経には、を通り越して、感心してしまい
ます。やはり大陸や半島の思考はわが国とは180度異なることがよくわかりますが、
みなさんはどんな印象を持たれますか。

 数年前から、対馬の土地が韓国資本に続々と買収され、旧日本軍港や自衛隊
周辺までもがその範囲となっており、一般的な常識で判断すれば、これはわが国
の安全保障上、大問題ではないのでしょうか。

 これに対して、わが国の有力政治家は、どのように反応しているか、ご覧ください。

  「問題起きたら考える」官房長官が安全保障軽視

  長崎県対馬市で不動産が韓国資本に買い占られるなどしている問題で、
  河村建夫官房長官は参院内閣委員会で「具体的な動きが出たら(対策を)
  考える」と述べ、国防上の被害が出るまで、問題を放置するとも受け止め
  られる答弁を行った。安全保障や領土問題という国家観を欠き、島民の
  安全を軽視した不謹慎な発言との批判が出そうだ。

  山谷議員は、島民や自衛隊員からのヒアリングを含む実地調査を要請。
  憲法や法律で外国人による国境付近の土地買収を制限している韓国や
  メキシコなどの例をあげ、同様の新法や安全保障上必要な土地の買い
  上げ制度を制定する必要性を訴えた。

  河村官房長官は、「現時点では(土地買収を)制限する必要はない」との
  説明に終始。  
                   (2008/11/20 Yahoo!ニュース産経抜粋)

 これも驚き! 「問題起きたら考える」って、これはないでしょう。今、現在、問題が
生じているのですから。この河村さんとかいう人は、ほんとうに、麻生内閣の番頭役
である内閣官房長官という重責を担っている政治家なのでしょうか。鈍(にぶ)い・緩
(ゆる)い・温(ぬる)い人。国家感や安全保障意識のない人に、わが国の政治の舵取
りを任せたくありません。
情けないですね、一刻も早く退場して欲しいものです。

 考えてもみましょう。普通のサラリーマンでも、ましてやビジネスマンであればなお
さら、会社が不法に乗っ取られそうになっている時、会社が暴力的に侵されようとして
いる時には、即座に、断固として対応策を講ずるのが常識というものです。ましてや、
今の場合は、国家、日本国、日本というかけがえのない歴史ある国を守ろうという
ことではないですか。

 大陸中国(中華人民共和国)も尖閣諸島はもちろんのこと、琉球、沖縄をも自国の
領土として明確に主張し、版図の拡大を目論んでいます。こういう夜郎自大な近隣
諸国
が相手ですから、確固とした信念を持った政治家でないと敗北してしまいます。

 したがって、河村さんのような国家というものの勉強をしてこなかった方は、政治家
に相応しくありませんので、官房長官はおろか、衆議院議員も辞められるべきだと
考えます。

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